ブラック・マンデー |
Black Monday |
No.14 |
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「ジョイン・ジ・オファー・アト・ハーフ!」
(Join the offer at half!)
「ハウ・メニー?」
(How many ?)
「エニィ・アマウント。」
(Any amount.)
まさか、500本、いっぺんに『取って』くる相手はいないだろう。
そう思ってオファーしていたのだが、マーケットは急に『取り気配』になって、ワン・イヤー・デポ(1year
Deposit)は7.5%で出会いだした。
「ヘイ! マット!
xxxxバンク、テイク・フィフティ・ダラーズ! アト・ハーフ!」
(Hey! Matt! xxxxBank, Take Fifty
Dollars! At Half!)
「チェッキング・ザ・ライン!」
(Checking the line!)
・・・・・《マニュアルでクレジット・ラインをチェック》・・・・・
「ラッセル! オーケー! xxxxバンク、フィフティ・ダン!」
(Russell! OK! xxxxBank, Fifty
Done!)
「サンキュー! マット!」
(Thank you! Matt!)
まず、50本『出した』。
立て続けに『取ってきた』。
「yyyyバンク、テイク・トゥウェニィ・ダラーズ! アト・ハーフ!」
(Hey! Matt! yyyyBank, Take Twenty
Dollars! At Half!)
「チェッキング・ザ・ライン!」
(Checking the line!)
・・・・・《マニュアルでクレジット・ラインをチェック》・・・・・
「オーケー! yyyyバンク、トゥウェニィ・ヨーズ!」
(OK! yyyyBank, Twenty Yours!)
「サンキュー!」
(Thank you!)
「ヘイ! マット!
xxxxバンク、テイク・アナザー・フィフティ・ダラーズ! アト・ハーフ!」
(Hey! Matt! xxxxBank, Take another
Fifty Dollars! At Half!)
「チェッキング・ザ・ライン!」
(Checking the line!)
・・・・・《マニュアルでクレジット・ラインをチェック》・・・・・
「xxxxバンク、オンリー・サーティ・ダラーズ・ダン!」
(xxxxBank, only Thirty Dollars Done!)
「オーケー! サーティ・ダン! サンキュー! マット!」
(O.K. ! Thirty Done! Thank you! Matt!)
最初に50本『取ってきた』xxxx銀行が、もうあと50本『取りたい』と言ってきたのだが、クレジット・リミットの残りが30本しかなかった。だから、「30本だけ、ダン」と答えたのだ。
思ったよりもマーケットの『取り気配』は強く、あっという間に300本近く『出した』。
マーケットは『取り気配』のままで、7.5%が「ビッド」になったのだが、うちのクレジット・ラインが一杯で『出せない』カウンター・パーティばかりだった。
いくつかの銀行がそのまま7.5%を「ビッド」して、うちはそのまま7.5%を「オファー」したので、1年ものの「デポ・マーケット」のレートは、7.5%アイザー・ウェイ(either way)になった。
「ビッド」も「オファー」も7.5%という意味だ。「7.5% チョイス」(7.5% choice)とも言う。
うちの「オファー」が退かないものだから、この日のマーケットはそのまま7.5%アイザー・ウェイ(either way)で引けた。
わざわざ、7.5%の上の「オファー」を『取る』までの意欲はなかったのだろう。
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